（写真提供：松山英樹応援ページ）
２月４日～７日に行われたＰＧＡツアー「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」で松山英樹が２年ぶり２回目の優勝を飾りました。

日本時間では、出勤時間帯だったので優勝の瞬間を見れなかったという人も多かったのでは？

今年もツアーは始まったばかり、果たして松山英樹のメジャー制覇はあるのでしょうか。

松山英樹のメジャー優勝が見えた？

松山英樹のＰＧＡツアーでの目標は「４大メジャーで勝つこと」と言っていますが、今回の優勝でメジャーでの優勝が見えてきたのではないでしょうか？

ツアー３シーズン目になりますが、明らかに精神力がアップしてきていると思います。

それを物語っているのが最終ホールの５メートルのパット。

世界ランキング４位のリッキーファウラーとの首位争いに臆することなくねじ込んだバーディーは本人曰く、「今までで一番いいパット」と言っています。

また、プレーオフに入って２ホール目も先にリッキーファウラーにバーディーパットを決められる場面でも冷静に約３メートルのパットを入れかえしました。

ここぞという時に最高のパットができるということは、精神力が成長している証拠です。

メジャーで勝つということは並大抵のことではありませんが、松山英樹にも強い精神力が備わったということは確実に優勝の確率が上がったといえるでしょう。

あとはどれだけ「運」を味方につけられるかということでしょうか・・・。

松山英樹の凄さとは

今大会での優勝の勝因はスタッツを見るとさらにはっきりします。

出場している選手の中で一番良かったのがパーオン率で、７２ホール中５６ホール77.8％の確率でした。

それに比べてフェアウェイキープ率は55.4％とティショットの精度は良くありません。

松山英樹の凄さとはこの結果から分かるように少々ラフに入ってもちゃんとパーオンできるということでしょう。

コースが長くてラフが深いＰＧＡのコースで、この数字があるからこそアメリカでの評価が高いわけです。

そしてパットも復調の兆し。メジャー優勝も近い？

松山英樹の世界ランキング上昇！

今回の優勝で世界ランキングは過去最高の１２位！、賞金ランキングも５４位から８位にアップしました。

今大会の優勝賞金は１１７万ドル（約１億３６８５万円）で今季既に１５２万ドル（約１億７５００万円）とういうからすごい！。プロ転向後の獲得賞金も１３億円を超えたとか・・・。

プロ野球のように契約金とかないから、プロ転向３年目でこれだけの稼ぎとは恐れいります。

プロ野球人気が今ひとつ伸び悩んでいる中、これからスポーツをやろうというジュニアにはいい目標になるかもしれませんね。

日本人初のメジャー優勝を目指せ！

１日たってもなんだか嬉しくて少々興奮気味ですが、日本人選手が世界トップランカーと肩を並べ、優勝争いできるというのは本当にワクワクします。

日本人初のメジャーでの優勝が現実味を帯びて来たことで、今後のツアーを観るのがますます楽しくなって来ました。

次戦は昨年４位のノーザントラストオープン（２／１８～２１）に出場予定です。

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