新しい年のはじめに、縁起物の春財布を購入したいとお考えの方、ブランドはブランドでも日本製のブランドを考えてみませんか。

皮革の種類、エイジングが楽しめるこだわり財布を紹介します。

春財布のブランドで日本製は？

財布で有名な海外ブランドと言ったら、たくさんありますよね。

・ボッテガヴェネタ（イタリア）
・ホワイトハウスコックス（イギリス）
・グッチ（イタリア）
・エルメス（フランス）
・ルイヴィトン（フランス）
・ディーゼル（イタリア）
・ヴァレクストラ（イタリア）
・プラダ（イタリア）

などなど。

こうしてみると、イタリアにブランドが集中していますね。

イタリアには他に類のない「イタリア植物タンニンなめし革協会」という組織があり、レザー文化の歴史が最も長い国です。そういった意味で、イタリアンレザーは高級レザーと言われるのでしょう。

日本で言えば、牛肉の「松阪牛」みたいなものでしょうか(^^)

ヨーロッパの皮革は主に、イタリア、イギリス、ドイツ、フランスで生産されており、優れたレザーが数多く存在し、それぞれ独自の特徴やこだわりがあります。

また、日本製もたくさんのブランドがあります。

・ココマイスター
・土屋鞄
・COBO
・キプリス
・GANZO
・FARO

などなど、素晴らしいクオリティーの財布がいっぱいです。

その中で、私のお気に入りはココマイスターなんですが、理由はというと

上記ヨーロッパの国々が誇る最高傑作の天然皮革を厳選し、日本の熟練職人が作り上げるという理想の組み合わせてできた財布だからです。

一つ一つ丁寧に作られた財布は、まさに芸術品と言えます。

春財布の革の種類は？

革製品として利用される動物は次の通りです。

牛～利用頻度が最も多い革。
馬～繊維が緻密で美しく、コードバンと呼ばれています。
豚～日本国内で自給可能な革で、主にバッグの内装や靴の中敷きに利用される。
羊～肌さわりがいいムートンが有名。

ココマイスターで使用される皮革で人気なのは下記の４つです。

【マットーネレザー】
イタリアのカーフ（子牛の皮）を使い、ガゼイン加工した革のこと。
たくさんのオイルを塗りこんであるので、半年程の使用で光沢がでてきます。
触り心地が柔らかくしなやかで経年変化が楽しめます。

【ブライドルレザー】
馬具という意味のブライドル。その名の通り、丈夫です。
ロウ漬けがしてあり、使用していくうちに深い光沢へ変化していきます。

【コードバン】
馬の革で、採れる量が僅かなため希少価値が高い革。
「革のダイヤモンド」「幻の革」とも呼ばれ、動物皮革の中では特に高級品。

【ナポレオンカーフ】
イタリアのカーフで日本での流通がなく、唯一ココマイスターが商品化している。
ザラッとした感触でワイルドな感じのする革だが、多少傷つきやすいという一面も。
しかし、逆に大切にケアすることでよりワイルドさが出てきます。

革の種類でもこんなにあるので選ぶのに苦労しそうですが、あなたはどのレザーに惹かれますか？

春財布の革でエイジングを楽しむ

本革財布を長年使用すると経年変化（エイジング）が楽しめます。

天然皮革の仕上げは、顔料仕上げと染料仕上げの2つがあります。

革の段階では傷が一つも無いというのは存在しないそうです。その傷を「隠すのか」「活かすのか」という部分で顔料か染料かの選択をしないといけません。この選択がエイジングに影響を与えてしまうのです。

・染料仕上げ～エイジングを起こしやすく、使用するとともに美しい風合いになります。しかし、牛の生前の傷や血筋、シワが残りやすい。

・顔料仕上げ～皮革の表面にペンキを塗るように色付けをする。綺麗な表面になり購入時の状態を長く保てるが、エイジングは起こりにくい。

日本の革製品は、ほとんどが顔料仕上げとなっていますが、ココマイスターは染料仕上げの皮革をメインに扱っています。

ここが、ココマイスターの特徴であり、皮革のエイジングを楽しみ、自分好みの財布に成長させるという部分で、こだわり派に人気がある理由でもあります。

まとめ

春財布を選ぶにあたって、海外ブランドを選ぶのか、価格で選ぶのか、本格高級財布を選ぶのかなど様々でしょうが、ココマイスターの財布は、ヨーロッパの厳選された皮革でありながら、価格帯も海外ブランドに比べて高くありません。

本格的な財布をお探しなら、きっと気に入るのではないでしょうか。

あなたの春財布選びに参考になれば幸いです。