結婚指輪はチタンかプラチナか?チタンはアレルギーに強い?

公開日:  最終更新日:2015/11/27

ea6f5a7a74581509ded80557127a1e92_s
結婚指輪をなんの素材にしようかお悩みではありませんか?

最近、チタンの人気も上昇中です。

チタンとプラチナの魅力や金属アレルギーについて紹介します。

スポンサードリンク

結婚指輪はチタンかプラチナか?

プラチナは素材自体が白い色をしているので白金とも呼ばれます。

古代エジプトのファラオは装身具として利用していたというから、その古さに驚かされますね。

プラチナは柔らかくて重く、純度の違いにより、Pt850、Pt900、Pt950、Pt999などの種類があります。

Pt850の場合は85%がプラチナという意味ですが、この違いによって、加工のしやすさや価格に違いが出てきます。

結婚指輪にするなら、加工しやすいPt850あたりが良いようです。

いずれにしても、長年経っても変色せず、摩耗もしないし、ダイヤモンドとの相性もいいのがプラチナ人気の理由です。

一方、チタンの特徴は、軽くて強い特性があり、プラチナの1/4の重さしかなく、指にはめてる感じが無いほど。

強度、軽さ、耐食性、耐熱性に優れていて、プラチナも大変丈夫な素材ですが、チタンはそのプラチナを遙かに凌ぐ高い硬度を持つ金属です。

カラーも24色あるので、グラディエーションなど鮮やかなリングが選べます。

結婚指輪のチタンはアレルギーに強い?

チタンの特徴の一つに、金属アレルギーを起こしにくいというのがあります。

スポンサードリンク
金属アレルギーとは
金属を身に付けた時、汗で金属が溶け、その金属がイオン化して体内に入り、体内のタンパク質と結合します。これをアレルゲンといいますが、このアレルゲンに対する抗体が作られると、新しくできたアレルゲンに対して抗体が過剰反応を起こして発生します。

個人差があってすぐ発症する人もいれば、何年もかけて発症する人もいます。

厄介なのは、一度アレルギーが出てしまうと元の体質に戻ることはほとんど無いということ。そうなるともう金属は身に付けないほうがいいということになりますが、他の対応策としては溶けない金属を選ぶことしかないということです。

それでは、金属アレルギーになりやすいものからよく知られているものを順番にあげていきましょう。

・ニッケル
・スズ
・クロム
・鉄
・アルミニウム

次に金属アレルギーが非常に少ないものとして

・銅
・プラチナ
・銀
・金

金属アレルギーの心配がないもの

・チタン

結婚指輪のチタンのデメリットは?

御存知の通り、ゴルフクラブや飛行機などの部品、釣り竿など軽さが求められる所にチタンはたくさん利用されています。

これまでたくさんのチタンのメリットを述べてきましたが、反対にデメリットとしてどんなものがあるのでしょうか。

・軽すぎる
・安い(資産的価値)
・強アルカリに溶ける
・やや渋い色
・材料が豊富なので量産的なイメージ

などがありますが、逆にチタン独特の軽さや渋目の色がなんとも言えないという人もいるので、これはその人の価値判断に委ねるしかありません。

まとめ

いかがでしょうか。

結婚指輪は一生の買い物だけに、素材選びは重要なポイントです。

後悔しないためにも、店頭で自分の目で確かめるのが一番いいですね。

但し、結婚指輪のために皮膚科で金属アレルギーのパッチテストを受けてからにしてくださいね。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑