節分とは?豆まきする意味は?宮崎でまくのは落花生?
いろいろ調べて見ると、他にも落花生の地域があるようです。あなたの地域はどちらですか?
そもそも節分とは何か、豆まきする意味などご紹介します。
節分とは?
節分とは、言葉が示すように季節の分かれ目のことで、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをいいます。
春だけが節分と言われるようになった理由は、旧暦では正月と立春がほぼ同じ時期で1年の始まりとされ、大晦日である節分に、厄を祓って新年を迎えるための様々な年越し行事を行っていたからです。その行事の中で特に「追儺(ついな)の式」=豆まき、「やいかがし」が、現在の節分のもとになったといわれています。
追儺の式は、中国の宮廷で行われていた邪気を祓う「鬼やらい」の儀礼が奈良時代の宮中に伝わったもの。後に民間に広がり、現在のように大豆をまいて厄払いをするようになりました。
節分で豆まきする意味は?
昔は病気など災厄をもたらす鬼は、大晦日や節分にやってくると考えられていました。
これを追い払うために穀物の霊が宿る大豆を投げて追い払ったり、大豆を炒る時の豆がはじける大きな音で鬼を脅したと言われています。
鬼(=邪気)を祓い、福を呼んで1年間健康に過ごせるよう年の数だけ豆を食べるのです。
節分で宮崎はなぜ落花生?
私の地元宮崎では、節分の豆まきは落花生です。節分の時期になるとスーパーやコンビニなど節分コーナーは、落花生が入った袋に鬼の面がついてごく自然に売られています。
だから、節分の豆まきは落花生・・という認識でした。
気になったので、他の地域はどうか調べてみたところ、落花生だという地域もたくさんありました。
北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、長野県、鹿児島県。
東北地方が多いですねぇ。
日本落花生協会によると、北海道では昭和30年代から生産が拡大し落花生に替わり、雪の多い地域では雪の中でまいた豆を拾うのは落花生の方が楽だし、食べるのも殻に入っていたほうが衛生的だからでしょうとの見解のようです。
しかし、雪に関係ない鹿児島と宮崎が落花生なのはどうしてなんでしょうか。
鹿児島は落花生の作付面積が全国でも上位だから、というけど「千葉といえば落花生」の千葉県はなんと大豆が主流なんです。
はっきりしたことは解明されていませんが、これらから考えられることは、まいてもすぐに回収できて食べられるし衛生的なのでという理由が、慣習化したということでしょう。
まとめ
「鬼は外!、福は内!」
玄関や窓を開け「鬼は外!」と外に2回、鬼が戻らないうちに閉めて「福は内!」と家の中に2回まく。
これも地方によって違うようですが、基本は邪気を祓うこと。
たくさんの福を呼び込みましょうね!
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