吉野山の桜の見ごろは?混雑にあわない方法とは

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吉野山 桜
吉野山の桜はほとんどの花がシロヤマザクラなので花と同時に若葉が映えます。そのコントラストがなんとも言えないくらいの味わい深さを感じさせてくれます。

見渡す限り桜に埋め尽くされた絶景をみるのに最適な見ごろと、なるべく混雑を避けたいと思っている方のお役に立てる情報をお伝えします。

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吉野山の桜の見ごろは?

吉野山と桜の関係は天智天皇の時代(661~71年)に役小角(えんのおづの=呪術者)が金剛蔵王権現を桜の木に刻んで本尊にしたことから始まったと言われています。

平安中期頃には既に桜の名所となり、多くの歌にも読まれるくらい歴史のある桜です。

シロヤマザクラがほとんどで約200種3万本が約8kmの尾根や谷をつたいおよそ1ヶ月かけて咲き誇ります。

約8kmの間に下千本、中千本、上千本、奥千本と4箇所に密集しており、一目で千本見えることから「一目千本」とも呼ばれています。

それぞれの見ごろとおすすめの場所は次の通りです。

下千本エリア⇒4月6日~10日、「お野立ち跡」からみる七曲がり坂の桜
中千本エリア⇒4月8日~12日、世界遺産「吉水神社」からみる一目千本桜
上千本エリア⇒4月10日~15日、花矢倉展望台周辺からみる桜
奥千本エリア⇒4月15日~20日、西行庵周辺の桜

今年は暖冬と言われているので、見ごろは速まるかもしれません。

見ごろを逃さないために開花情報に注意しておいてくださいね!!

桜の開花情報
【吉野山観光協会開花情報】
http://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/kanouki/kaika/

【ウェザーマップ「さくら開花予想2016」】
http://sakura.weathermap.jp/

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混雑にあわない方法

吉野山の花見で混雑に合わない2つの方法は

・土日を避ける
・混みあう時間帯(10時~16時)を避ける

できるならば、朝の5時~6時頃に行くのが一番おすすめです。

なぜなら、この時間帯は満開時でも人がまばらでゆっくりと見れるし、シロヤマザクラをみるのには早朝の柔らかい光のなかでみるのが一番きれいなんです。

また、早朝は歩行者天国も実施されていないので、吉野山の全ての道路を車で走行できます。これだとポイントポイントを時間かけることなくみることが出来るので便利ですよね。

どうしても早朝に来られないのならば16時以降に行く手も有りです!

因みに、歩行者天国になる区間と時間は下千本駐車場から勝手神社までの約2km。時間は早ければ午前9時から18時頃までですが、特に満開の時期など混雑するときには20時頃まで解除されないので要注意です。

吉野山での観桜期は3月の最終土日からゴールデンウィーク終了の期間をいいますが、混雑を避けるなら早朝に行くほうが良さそうですね。

桜のライトアップ

混雑を避ける意味では夜のライトアップの時間帯もいいですよね。

ライトアップのエリアと期間、時間は下記の通りです。

・下千本エリアの「七曲がり坂」
・中千本エリアの「ごろべえ茶屋」
・上千本エリアの「花矢倉展望台」付近

期間:4月4日~4月29日
時間:18時~22時

※期間は2015年度分です。桜の開花時期により前後します。

まとめ

桜の開花期間は約10日ですが、吉野山の桜は約ひと月も楽しむことができます。

こんなところはなかなかありませんよね。

世界遺産の寺社・仏閣もある風景と桜の共演は、まさに日本ならではの情景といえるでしょう。

混雑を避けてじっくりと花見を楽しんでくださいね。

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