宮崎県を代表する祭りの神武様の由来 御神幸行列区間の通行止めは?
宮崎には「神武さま」という愛称で毎年親しまれている祭りがあります。
宮崎神宮から御旅所までを往復し、宮崎市の目貫通りを通過する風景は、さながら古代絵巻を見るような光景です。
そんな「神武さま」を紹介します。
宮崎県 神武様の由来
神武さま(宮崎神宮御神幸祭)は140年の歴史を誇る宮崎を代表する祭りです。
神武さまを自分のお宮として信仰してきた町民が、お宮までの道のりが遠く、親しくお参りする事が出来ないため、「せめて一年に一度御神幸を願って一家をあげて心ゆくまで拝ませてください」という嘆願書を提出したのが始まりです。
神武さまとは本来は、宮崎神宮の御祭神である神武天皇のことを指していましたが、いつの頃から神武天皇の偉業を称え、五穀豊穣を祝う、御神幸祭自体を神武さまと呼ぶようになりました。
隊列を組んで行進する今のスタイルになったのは、明治42年ころからです。
宮崎 神武様の往路と復路
今年の神武さまの日程は次の通りです。
本宮祭:10月26日(月)
御神幸行列
往路:10月31日 13時~16時
復路:11月1日 13時~16時
武さま広場:10月31日 17時45分~21時 高千穂通り
神武さまの御旅所は昭和40年から1年おきに中村(大淀)御旅所と瀬頭御旅所になり、今年は瀬頭御旅所になっています。
因みに以下は昨年の御神幸行列です。
【往路】
- 列太鼓
- 御獅子
- 騎馬奉賛会会長
- 女稚児
- 御鳳輦(ごほうれん)
- 御錦蓋・御菅蓋(ごきんがい・ごかんがい)
- 騎馬宮司
- 男稚児
- 流鏑馬行列
- 宮崎学園高等学校
- アマテラス
- 神々のパレード
- 神武こども太鼓
- 橿原市女帝
- 大仙市
- 神武天皇東征「おきよ丸」
- 宮崎日向木剣踊り
- 宮崎農業高校・鵬翔高校
- ミス・シャンシャン馬
- 人力車(県内観光レディ乗車)
- 生目台中学校
- 門川小園臼太鼓踊り
- 本郷中学校
- JC太鼓
【復路】
- 御獅子
- 女稚児
- 御鳳輦
- 騎馬宮司
- 男稚児
- 流鏑馬行列
- 子供みこし
- 宮崎学園高等学校
- アマテラス
- 神武こども太鼓
- 三股中学校
- 神々のパレード
- 橿原市女帝
- 久峰中学校
- 神武天皇東征「おきよ丸」
- 熊襲踊り(くまそおどり)
- 宮崎日向木剣踊り
- 宮崎西高等学校・付属中学校
- 人力車(県内観光レディ乗車)
- 日向ひょっとこ踊り
- ミス・シャンシャン馬
- 門川小園臼太鼓踊り
- JC太鼓
「おきよ丸」とは長さ12メートル、重量2tの古代船です。毎年先頭に宮崎市長が乗っていますよ。
「神々のパレード」は神武天皇以前のイザナキノミコトやアマテラスオオミカミなど14の神様を、全国から募集(8月で募集終了)しているのはとてもおもしろい企画ですね。
尚、1日目が雨天により中止の場合は、2日目に宮崎神宮と御旅所を往復します。
宮崎 神武様による通行止め区間
神武さまの御神幸行列行列に伴い、宮崎神宮と瀬頭御旅所の区間が車両通行禁止となります。
10月31日:12時20分~16時50分頃まで。
11月1日:12時20分~16時50分頃まで。
また、10月31日の神武さま広場(高千穂通り)が車両通行禁止となります。
時間:16時30分~22時まで。
この区間を通行する際は、十分注意してくださいね。
終わりに
荘厳華麗な神武さまは約140年の歴史を誇る宮崎県を代表する祭りです。
橘通り3丁目の交差点付近がおすすめの観覧スポットになりますので、是非、足を運んで見て下さいね。
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