子供さんをお持ちのご家庭では、インフルエンザや風邪の時にどのタイミングでお風呂に入れていいか悩んだりしませんか？

そういう時は入らないほうが賢明だよって聞こえてきそうですが、入ってはいけない理由というのも気になりますよね。

参考にしていただけたら幸いです。

インフルエンザ時にお風呂に入っていい?

子供さんを病院に連れて行って先生になんと言われましたか？

実は先生の間でも入っていいという先生もいれば、入ってはいけないという先生もいるはずです・・。

過去の小児科医への調査で「入っていい」が約９０％弱、「入ってはいけない」が約１０％強という結果だったようです。

また、「入っていい」いう先生の中にも、熱がないこと、重大な症状でないことなど条件を提示する先生もいるほど、判断に悩んでいるのだとか・・。

良いか悪いかの判断材料となる医学研究が少ないのがその理由だそうですが、病院の先生が迷っているわけだから私達が悩むのも無理ありませんよね。

インフルエンザ時のお風呂に入ってはいけない理由

風呂に入ってはいけないい時というのは

・インフルエンザにかかり間もない時。
・熱が３７度を超えている時。
・体調がすこぶる悪い時。

こういう時は、さらに状態を悪化させる場合があるのでお風呂は控えましょう。

インフルエンザや風邪の時、風呂に入ってはいけないというのは、昔と現在のお風呂事情があるようです。

私が小さい時もそうですが、お風呂は住宅とは別に外にありました。五右衛門風呂というものですね。
昔のお風呂は薪で焚いていたのでそうならざるを得ないわけですが、そこでもし、風邪をひいた状態でお風呂に入れば、外気は冷たいし湯冷めはするはで身体に言い訳ありません。

また、銭湯に行く場合でも温まって、帰る時も同じです。帰るまでに湯冷めして身体は冷えてしまいますよね。

小さい時によくインフルエンザや風邪の時に風呂に入ってはいけないというのは、そういう事情があったのです。

インフルエンザ時のお風呂　結局入っていい？

でも、現在の住居はどうでしょう。風呂付き・暖房付きの住居がほとんどですよね。

つまり、お風呂に入ってすぐ外出しなければ、湯冷めすることもないので、温かくしてゆっくり休むこともできます。

これであれば、インフルエンザや風邪の時でもお風呂に入っても大丈夫といえるでしょう。

但し、お風呂に入るには次の条件を守ってくださいね。

・熱が３７℃程度の微熱以下の状態であること
・体調がある程度回復し調子が良い時
・熱くない４０℃程度のお湯かげん
・疲れないようにさっと入る
・入ったらすぐゆっくり休むこと

まとめ

いかがでいしたか？

お風呂に入ることにより、湯気が鼻の通りを良くしたり、喉も潤してくれるので、気分も晴やかになりますよ。

かかりつけの先生に入っていいか確認すれば、さらに安心するでしょうが、子供の体調はめまぐるしく変化します。

適確な判断をしてあげてくださいね。