餅のカビはどんなもの?カビを発生させない・抑える保存方法
私の田舎では、1月2日に雑煮の中に入れて食べるのが習慣でした。
焼いて食べるも良し、鍋に入れて食べても良しのお餅ですが、餅にはカビがつきもの。
少しでも長く餅を食べられるようにカビの発生を抑える保存方法を紹介します。
餅のカビはどんなもの?
餅のカビはどんなカビでしょうか。食べても大丈夫なものなのか知っておかなければなりません。
カビはどんな場所にも、温度・湿度・酸素・養分など条件が整えば発生します。
条件がよければ、1~2日で発芽し、4~5日で成長が速まるものもあります。
カビの種類はというと
・黒カビ~浴室、壁など家の至る所で発生します。
・青カビ~餅やパン、みかんやレモンなどの柑橘類や果物など約150種類の菌種があります。
・麹カビ~日本では麹菌として有名です。
・すすカビ~果実、イモ類、穀類、壁、古本など生息域が広く、人の生活の身近にあります。
などがありますが、餅のカビには20種類以上もあると言われ、最も多いのが青カビです。
餅の表面にあるように見えますが、これは胞子で菌糸は餅の中にあります。表面だけでなく餅自体も多めに削りとるのがいいでしょう。
また、焼いたり煮たりしても熱に強いものもあるので安心できません。
今まで、餅の青カビで亡くなったという人を聞いたことはありませんが、餅のカビは20種類以上もあるわけですから、食べないというのが一番賢明な選択肢です。
餅のカビを発生させない保存方法
スーパーで買ってきた袋入りの餅は、乾燥していてカビが生えにくいようになっていますが、冷蔵庫に袋ごと入れてしまうと餅から水分が出てきて、袋に水滴がついてしまいます。そうなるとカビが発生する好条件になるので注意が必要です。
賞味期限が切れそうなものは、冷凍庫に入れて食べたい時に少しづつ取り出し自然解凍して食べれば、おいしくいただけます。
ポイントは自分の食べたい分だけ残し、あとは早めに冷凍保存すること。そうすることで3~4ヶ月は保存できます。気にしないのであれば、半年~1年は食べられますよ。
つきたて餅の保存方法
12月は特に正月に向けて餅をつくので、ご近所さんから餅を貰う機会も多いですよね。
せっかくもらった餅ですので、食べきれない分の保存もしっかりしたいものです。
つきたての餅は水分も多く常温では1~2周間くらいしかもたないので、はたき粉をしっかり付けラップに包んで冷蔵庫に入れましょう。
もちろん長期保存したい場合は、冷凍庫に入れておけば大丈夫です。
つきたてだから、冷蔵や冷凍はせずにカビを抑えたいというこだわりのある方は、大皿もしくはバットに餅を並べ、からしかわさびを指の第一関節くらいの量を一緒に入れラップで密閉し、冷暗所で保存すると日持ちがしますよ。
一度、試して見てはいかがでしょうか。
最後に
お餅のレシピは、クックパッドを覗いてみるとお正月のレシピから、余ったお餅を活用するレシピなど推薦レシピが406品もあります。
1日1品作っても406日分ありますね^^;
お餅を上手に保存し、色々なお餅料理に挑戦してくださいね。
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