受験生のためのインフルエンザ予防法 免疫力を高めるには?
受験直前にインフルエンザになったら、高熱が出てフラフラの状態になり受験どころの話ではありません。
ですから日頃から万全の対策をしておく必要があります。
どんなインフルエンザ対策をすればいいのか紹介します。
受験生のためのインフルエンザ予防法
インフルエンザ予防に大切なうがい、手洗いはのどや手についた細菌・ウィルスなどの外敵を取り除いたり、室内の湿度を50~60%に保ち、気道の粘膜を外敵から守ることなど欠かせません。
しかし、これらの方法の他に意外と見落とされているのが「腸」です。
腸は口と同じく体の外側とつながっています。しかも食べてから便になるまでの時間が長いだけに、外的にさらされる時間も長くなります。だから、腸内環境を良くすることが重要なんですね。
北海道情報大と雪印メグミルク・サイエンス研究所の研究で、有用な乳酸菌(ガセリ菌SP株)を摂ることで腸内環境を良好に保ったり、体の抵抗力を維持できるのに有益だとわかってきたようです。
免疫力が低下しないような生活スタイルを維持し、体に過度のストレスを与えない生活習慣が重要です。
体の免疫力を高めるには?
12月19日に「サタデープラス」というテレビ番組を見ていたのですが、名医が風邪をひきやすい人とひきにくい人の違いは免疫力の差だと言っていました。
ご存知の通り、免疫力は細菌やウィルスの侵入を防いだり排除したりする機能ですが、日本医学会の会長の風邪予防法(朝食)がとても参考になったので紹介します。
・ロールパン
・ヨーグルト
・ホットミルク
・イチゴ
特に驚いたのがイチゴです。イチゴはレモンよりビタミンCを多く含んでいるとのことで、完熟した赤い種のものを選ぶといいそうです。大きい物2~3個摂れば十分とのこと。
それにちゃんとヨーグルトも摂っておられるんですね(^^)
会長の話しによればもう数十年風邪をひいていないとのことなので、参考にしてみたらいかがでしょうか。
インフルエンザ対策の基本的なこと
インフルエンザの予防や治療法として基本的なことを理解しておきましょう。
- ワクチン接種(症状が重くならないように)
- 外出から帰ったら手洗い、うがいをする
- 流行時は人混みや繁華街への外出は控える
- 部屋を適度の湿度に保つ(50%~60%)
- 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がける
- せきやくしゃみが出るときはマスクをする
- 症状が出始めたら早めに受診し、休養する(発症から48時間以内に抗ウィルス薬を服用すると発熱期間が通常1~2日短縮され、鼻やのどからのウィルス排出量も減少する)
ワクチン接種を忘れずに!
国立感染症研究所の発表によると、今年の12月6日現在でインフルエンザの患者は1555人、学校の欠席者数は1167人と昨年同期と比べて少ないです。しかし、インフルエンザの流行時期は12月~2月まででまだ油断はできません。
受験生にとってワクチン接種は欠かせないといえるでしょう。
また、今シーズンからワクチンが対応できるウィルス株が従来の3種類から、B型がひとつ増えて、A型2種類、B型2種類の計4種類になりました。接種してから抗体ができるまで約1~3週間かかるので頭のなかに入れておいてくださいね。
Your Message