今さら聞けない?マイナンバー制度とは?いつから?メリットは?

公開日: 

275686
いよいよマイナンバー制度が来年から始まりますね。

ナンバーが同封された書留も12月に配達がずれたり、各自治体に宛先不明で返還されたりしていますが、すでに多くの方に配送されていることでしょう。

しかし、マイナンバーって何?とか何のメリットがあるの?と未だに思っているけど、今さら聞けないしなぁ・・。

なんて人もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、マイナンバー制度はいったいなんのためにあるのかについて説明します。

スポンサードリンク

今さら聞けない?マイナンバー制度とは

マイナンバーは正式には「社会保障・税番号制度」で、通称で「国民総背番号制」と呼ばれています。

アメリカ、ドイツ、イギリス、イタリアなど先進国ではほとんど導入されていて、ないのは日本くらいなのだとか・・・。

マイナンバーを実施する一番大きな理由は、税金を払うべき人がちゃんと払っているかどうかがわかる仕組みになるということです。

「トーゴーサンピン」という言葉を知っていますか?

サラリーマンは源泉徴収されるから100%の税金を徴収できるけど、自営業の人は5割、農業・水産業は3割、政治家は1割という風に、業種により実際の所得額がわからず、税がしっかり取れないことを意味した言葉です。

こういった意味からもマイナンバー制度実施の必要性があったわけです。

マイナンバーはいつからなの?

マイナンバーの利用開始は2016年1月1日になります。

会社でいうなら、2016年1月1日以降に支払った給料から「源泉徴収票」に記載する必要があります。

マイナンバーの個人宛の郵送は11月から始まっているので、おおかた12月までには届くことになりそうです。

スポンサードリンク

既に届いている方は、「平成28年分の扶養控除等申告書」の提出時に会社の方に届け出ていることでしょう。

個人事業主の場合は平成28年分の確定申告(29年度)から対象となります。

マイナンバーのメリット・デメリットは?

申告漏れした人にちゃんと税金を納めてもらえば税収が増え、国の借金が減ることになり、しいては国民全体にとってもとてもいいことです。

ずるをして払わない人がちゃんと真面目に払う人と同じようにしてくれればいいわけです。

その結果、国全体の税収が増え、国全体のメリットとなり、将来税金が減るかもしれません。

これこそがマイナンバー制度が向かうべき道といえるのではないでしょうか。

マイナンバー制度に反対している人がいますが、これは税金を払いたくないということもありますが、個人情報が漏れてしまうということで反対している人が多いです。

今年の6月に、厚生労働省など公的機関でコンピューターウィルスに感染したという報道がありましたが、非常に心配ですよね。

我々の情報がすべて丸裸になってしまいます。しっかりとしたセキュリティ対策をしてもらいたいものです。

しかし、よく考えてみると現代のインターネット社会では、毎日検索していて何を検索しているか全部わかっていると言えます。

「グーグルで検索したものを、それに近い商品を紹介される」という経験をしたことはありませんか?

これは我々の行動が商品紹介に反映されているんですね。

つまり、これってマイナンバーによって提出する情報以上に個人情報を漏らしているということではないでしょうか。

まとめ

クレジットカード会社やグーグルなどは個人情報を全部知っているわけだから、イライラしてもしょうがないし、むしろマイナンバー制度で税収がちゃんと納められれば、全体的にはいいことだと考えるほうがいいと思います。

実際に施工されて、いいところも見えてくるだろうし、悪いところも見えてくるでしょう。

今後、国民全体が良くなるように改善していけばいいのではないでしょうか。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑