雨の日に頭痛はなぜ起きるの?原因と治し方

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今年は、いつもの年に比べて雨の日が多いような気がしませんか?

晴れた日にはなんともないのに雨の日になると、頭痛がして憂鬱になる日も余計多く感じられます。

何故、雨の日に頭痛が起きるのか調べてみました。

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雨の日 頭痛はなぜ起きる?

何故雨の日に頭痛が起きるのか・・。

気圧が大きく作用しています。

気圧というのは空気の圧力のことです。普通に我々が生活している中では、絶えず空気の圧力がかかっているわけですが、その圧力はなんと約15トンくらいの圧力だと言われています。

えっ?、そんな圧力なら身体が潰れてしまう!と思いますよね。

そうならないのは、我々の身体の中から外への力で押し返しているからです。そこでうまくバランスを保っているんです。

ですから、外の気圧が変われば我々の身体も当然、何らかの影響を受けてくるはずです。

わかりやすいのが飛行機に乗った時です。高い所ほど気圧が低いから、耳の中の空気が外へ向かおうとして、キーンとなります。

つばを飲み込んで解消しますが、これは空気を抜くことで気圧を一定にするわけですね。

このように耳の場合で説明しましたが、この現象は血管やリンパなど身体のいたるところで影響が及んでいると考えられています。

雨の日 頭痛の原因とは

気圧には「高気圧」と「低気圧」があるのはご存知だと思います。

高気圧は外に向かって空気が流れている状態で、それを補うように上空から空気が降りてきます(下降気流)。下降気流によりの空気が圧縮され、温度が上がります。下降気流では雨雲が発生しにくいので晴天になるわけです。

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低気圧は内に向かって空気が流れている状態で、逃げ場を失った空気が上空へ上がっていきます(上昇気流)。上昇気流により空気が膨張し、温度が下がります。上空の水蒸気が冷やされて水滴になりやがて雨になるわけです。

元々人間の身体は気圧が高い方から低くなるより、低い方から高くなるほうが楽になるように出来ています。

低気圧は気圧ばかりでなく、温度も下がるから頭痛だけでなく、体調全体がおかしくなるんです。

雨の日 頭痛の治し方

頭痛の種類は2種類に分けられます。

緊張性頭痛~肩こりなど筋肉からくる、頭を締め付けられるような痛み
片頭痛~血管の問題で起きる、ズキズキする痛み

どちらの頭痛も低気圧の影響によって起きます。

2つの頭痛はタイプが違うので対処法も違います。

緊張性頭痛は首や肩のこりが原因だから、運動・ストレッチ・マッサージ・湿布を行います。
頭痛を起こさないためには、日頃から正しい姿勢や運動、ストレッチを行うことが大切です。
これだけでも十分緩和されるようですよ。
また、筋肉や神経に良いとされるビタミン(野菜、果物など)を普段の食事で摂るよう心がけるといいでしょう。

片頭痛は血管が関係しているので痛み止めの服用になります。
よく冷やして治すといいいますが、自分は片頭痛だと思って病院に行くと、緊張性頭痛だったということもたくさんあるようなので一度、受診して診てもらい専用の薬を処方してもらいましょう。

まとめ

雨の日には、他にも「血圧が不安定になる」「古傷が痛む」「精神状態が悪くなる」などの様々な症状が出る場合があります。

若いころは無縁なものだったという人もいるでしょうが、歳を重ねるとあれこれ体調も優れなくなります。

特に持病をお持ちの方は、かかりつけの病院の先生に重くならない内に相談されることをおすすめします。

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