年越しそばの意味とは?具材を変えてみる?食べるタイミングは?
ウィキペディアによると2012年現在、年越しそばを食べる人は57.6%にのぼるようです。
何気に食べていた年越しそばですが、意外にも歴史は古く知らないことが多かったので紹介します。
年越しそばの意味とは?
年越しそばは江戸時代にはすでに定着した風習だったようです。
何故、うどんや素麺でもなくそばなのしょうか・・。
うどんや素麺のように長いわけでなく、短いそばが選ばれたのは諸説あるようです。
- 1年間の災厄を最後に断ち切るという思い
- 人生ではいつ何が起こるかわからないから、それを肝に命じるため
- 江戸時代の半ば、毎月末にそばを食べる「三十日そば」の風習が残った
(当時、流行した江戸患いと呼ばれた脚気はそばを食べるとなりにくいと盛んに食べられた) - 金銀細工師が金銀粉を集めるのにそば粉の団子を使用したことから「金を集める」縁起物だと好まれたから
- 金銀細工師が金箔を延ばすのにそば粉を用いたから
- 風雨にさらされ、弱ったようでも陽の光を浴びると元気よく立ち直ることから「健康長寿」の縁起物とされた
うどんをよく食べる地方でも、こういう理由で年越しそばを食べる習慣が広まっているようだし、大晦日ではなく元旦に食べる地方や、「十四日そば」といって1月14日にそばを食べる地方もあるようです。
年越しそばの具材を変えてみる
あなたの家庭では、年越しそばにどんな具材を入れていますか?
「そばだけだよ」っていう方もいれば「そばには鴨でしょ」なんていう方まで様々でしょうが、今年はいつもと違う具材を入れてみませんか?
これはと思う具材を紹介します。
・鶏のもも肉とごぼう
・きのこと鶏肉
・鶏肉となす、ゆず、ねぎ、きのこ
・海老天、海老のかき揚げ、鶏胸肉、蒲鉾、なると、竹輪、とろろ昆布、ねぎ、麸(ちょっと豪華過ぎる?)
・鴨にねぎ(定番(笑)))
・キムチ、ほうれん草、ねぎ
・牛細切り、ごぼう、山芋、干し椎茸、ねぎ、ゆず
・かき揚げ(玉葱、人参、桜えび、コーン入り)
・牡蠣、わかめ、ねぎ
・豚の竜田揚げ、大根おろし、ねぎ、かいわれ大根
・えび天かす、卵とじ
これらの具材と市販のめんつゆでもいいし、オリジナルのつゆでもいいので、合わせてみてはどうでしょうか。
また、トッピングもお気に入りのものがあれば試してみてください。
自分の家庭ならではの年越しそばが完成するかも・・・♪♪
年越しそばを食べるタイミング
年越しそばを食べるタイミングはいつがいいのか、ネット上を検索していると、お昼に食べるの?夕飯の時がいいの?などいつ、どのタイミングで食べるのかという質問が多いように感じます。
基本的に大晦日だったらいつ食べてもいいわけですが、一般的には夕飯の時、夜の10時~11時頃が多いようです。
私の実家も大体11時頃に良く食べていました。
先にも述べたように地方でも大晦日でない日に食べたりする地方があるので、一概には言えませんがそばを残したり、除夜の鐘を聞きながら食べると金運が悪くなるといわれているので、それは避けたほうが良さそうですね。
まとめ
年越しそばは江戸時代に遡るほど歴史があり、それが現在も伝承されているというのは、日本の「食」の素晴らしいところではないでしょうか。
新しい年に向けての心構えを、年越しそばを食べることでリセットする・・。
いい年が迎えられそうな気がしますね。
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